「身近な転倒問題に関して一緒に考えてみませんか?」
65歳を超えると3人に1人が、年に1回以上転倒するといわれています.一度の転倒で寝たきり状態に至ることもあるなど,転倒は大きな問題です.特に横浜国立大学がある横浜市は,丘陵地帯が多く住宅地の中に坂道や階段が点在する転倒リスクを高める環境です.このような環境で人々が転ばないための技術を生み出し,地域へと広げるためにBSD拠点は立ち上がりました.私たちは転倒事故や転倒リスクをできる限り最小化した「転ばない街」の創出を目指しています.
大学発の最先端技術を地域へ広げるためには,実際の使用者となる地域の皆様の意見を反映してよい形で普及させることが重要です.横浜国立大学BSD拠点では,転倒リスク評価技術,転倒予防技術,住環境・都市環境改善技術などの実証研究に参画して頂ける方を幅広く募集しています.
活動内容
横浜国立大学発の最先端技術の体験会を実施し,地域のみなさまとの対話を通じて技術への期待や不安、健康・街づくりについて一緒に考えています.技術に対する感想をうかがうだけでなく,どのような場やシーンでの利活用が可能か,社会に広く普及した場合にどのような影響や問題が生じうるのかといった点についても議論を深めています.
今後のイベント予定
Coming soon
私たちと「転ばない街」の創出をめざしませんか?
BSD拠点では「転ばない街」創出活動に協力して頂ける自治体,団体,個人のみなさまを募集しています.「町内会でリビングラボを開いてほしい」,「大学発の転倒予防技術について知りたい」など何でも構いません.気軽にメールフォームよりお問い合わせください.