About BSD

Mission

私たちは最先端人間支援研究を社会に届けるために、境界間に存在する緊張や対立を緩和/解消し、境界を超えた相互の理解と知の結合を促す機能のデザインを推進しています。

Boundary

超高齢社会を迎え、非常に多種多様な身体機能・認知機能を有する人々が生活する社会が発展しています。このような社会のニーズを的確に捉えて最先端技術を実装するためには、実社会に介在する社会的、文化的、技術的、身体的な各種境界(バウンダリ)を明示化する必要があります。

Spanner/Spanning

多様性に富む社会システムのニーズ解決を目指し、様々な境界を橋渡しする。様々な境界を超えた情報の流れを活性化し、相手の営みに対する理解を促すこと、それら二つの要素が成果に結びつくメカニズムを機能させること。これらを実現する連結者、そしてその方法論(スパナー)が求められます。

Design

様々な分野において扱う境界の問題やそのつなぎ方・乗り越え方の知見を統合していくことで社会課題の解決を図ります。それを実現する i. 機能の設計, ii. 機能が効果を発揮するための仕組みや計画作り, そしてiii. それらを社会に届けるための実践的取り組みを行います。

Message

拠点長:島圭介准教授

拠点長:島圭介准教授

本学をはじめとする様々な研究機関では、最先端研究に基づく様々な技術シーズが生まれ続けています。しかしながら、これらのすべてが必ずしも実社会のニーズを捉えて社会に広く浸透して活用されているとは言い難い現状があります。社会に顕在化された、あるいは潜在するニーズを的確に把握し、最先端研究と結びつける活動を理工系と人文・社会系の研究者それぞれが分野の境界を越えて実践していく。真に社会に役立つ技術・学問を生み出していく活動を推進することが、この拠点の目的です。私自身、学生時代から「最先端研究として追い続ける成果」と「現場で使われている装置・技術」との間に存在するギャップを強く感じていました。研究者としては世界最先端研究を生み出す努力は惜しみたくないと考える一方、研究の出口にいる方々の顔が見えないことに違和感があったのです。しかし、両者は必ずしも相反するものではなく、お互いを知り、互いに少しずつ工夫をすることで本当の意味で“実社会に役に立つ技術”が生まれる可能性があるのでは、と考えています。

工学・社会科学・医学など、それぞれの専門の垣根を超えた、新しい社会実装に関する学問領域の創出を目指します。

副拠点長:大沼雅也准教授

副拠点長:大沼雅也准教授

私の専門は経営学です。その中でもイノベーションマネジメントに関する研究をしています。イノベーションの捉え方は様々にありますが、技術や製品・サービス等が新しく生み出され、それが社会に広がり、私たちの営みを変えていく一連の過程として理解することができます。この過程は社会の中で進展しますから、一般的には複雑なものとなります。研究者や技術者といった創り手の意図や企業の戦略的な意図、私たちの習慣や考え方、法制度等の様々な社会的側面が、イノベーションには影響を与えます。それゆえに、たとえ科学的・技術的に優れていたとしても、それがイノベーションとして我々の社会にインパクトを与えるとは限りません。先端技術が超高齢化社会における様々な諸課題の解決に結びつくように、私たちは多様なアプローチからイノベーションについて研究すると共に、その実現を目指していきます。

 

YNU バウンダリ・スパナ―・デザイン研究拠点
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